指宿市在宅医療・介護連携推進事業講演会に参加してきました。
アドバンス・ケア・プランニング
~治療困難な患者に最善のケアを提供するために~
相良病院院長 相良 安昭 先生
上記講演に当施設より看護師3名、事務1名の合計4名で参加させていただきました。
相良院長の経験や研究結果をふまえたお話でした。
ACPを行うタイミングや内容、コミュニケーションの大切さ、治療としての目標設定よりも現実的なゴール設定、患者様の価値観を明らかにすることなどお話しを頂きました。
医療やケアチームと共に患者さんや家族とよく話しあったうえで、ともに決めるという事も再確認でき、我々にとって非常に有意義な時間となりました。
私自身も訪問看護で患者様やその家族とかかわりの中で、治療としてのケアも必要である方もいますが、日常生活の中で、この患者様が何を求めているのか、患者様家族がどういう思いで支えているのかをよく考えさせられます。患者様や患者様家族とうまくコミュニケーションを取り、関係を作ることが基本になり、そのうえで生活の状況や、心理的な状況を確認しながら、思いを傾聴し、ともに先を考えていけるよう努めていきたいと思います。
まずは、安心感を与えられるよう、不安に思っていることを話したいと思ってもらえるようコミュニケーションをとっていきたいと思います。
看護師 髙田 賞子